今日ご紹介するのは、皇位継承は愛子さまか悠仁さまか?皇室問題の懇談会座長に麻生太郎さんが就任の ふたつの話題になります。この二つの話題について詳しく書かれた記事を引用しながら、 説明していきたいと思います。では参りましょう。ここからは引用を含みます。
こんにちは!どうぞよろしくお願いいたします。最後までご覧になったあと皆様の気持ちやご意見感想などをコメントに寄せていただけたら嬉しいです。それでは早速参りましょう。
愛子さまが成年になってからというもの、 次の天皇候補として愛子さまを望む声が、 日に日に増しています。この件に関して、 一体、 どのような結末になるのか、未だ出口は見えないまま。こういった女性の天皇に関する論争は過去にもあって、 さかのぼる事、 明治8年。その時の明治天皇が、 「立憲政体を立つるの詔書」というものを発しました。全国各地で、 憲法の案を出しあって、熱のこもった議論が日々行われていたようです。
それはどういった議論だったのでしょうか?意外かもしれませんが、 議論で出てきた憲法の案の中には、「女性の天皇を認める」 というものが多く存在していて、「女性の天皇が結婚して婿を迎えるとなった場合、 婿が妻の天皇に意見し、 政治にも関わってくるのではないか?」と否定派が論ずると、 「婿に対して、 政治に関与できない様な憲法を作ればいい」 と賛成派が言い、
「日本は男尊女卑の色が濃いので、 女性の天皇だと、 婿が天皇より上になることが目に見えている」と否定派が意見すると、賛成派は 「男尊女卑の傾向にあると認めるが、その部分に関しては一般の人々の場合で、皇室にも、 同じことを当てはめるのは良くない」と反論しました。
明治時代の女性天皇容認派は8人。反対派は8人。こんなに昔の議論の中で、 女性の天皇を支持する人が多かったという事を、 今では知っている人は少ないでしょう。1882年、 他国の憲法に関して調べるために、伊藤博文はヨーロッパに行った事もあります。
その時にシュタインから「皇位継承というのはとても大切な事なので、 その決め事がきちんとしていないと、国の情勢が、 混乱してしまう原因になりかねないので、皇位継承の順序はハッキリとしたものでなくていけない」と学びました。そしてシュタインは 「憲法を作る前に、 何よりも大事なのは皇位継承に関する取リ決めだ」 と言っていたそうです。
また次の様にも述べています。「継承に大事なのは血筋で、長子の男子が望ましい形ではあるが、いない場合は、女性でも可能である」伊藤博文はそういった考えを学び、翌年の1883年日本に帰ってきます。皇室典範と憲法を考えていく上で、とても苦悩したといいます。
そんな苦悩の中、伊藤博文は「男系男子を基本として、やむを得ない状況の時は、女系で継承する」と決めました。1886年あたりに公開された皇室典範には女系が容認されていたのも事実。なるほど・・こんな学びを受けていたのですね。血筋が大事だという事ならば、現天皇のお子様である愛子さまが次の天皇になることが相応しいのかもしれません
その時の情勢などで、憲法や皇室典範が変えられてきたのですから、まさに今、その時なのではないでしょうか?時代に合った結論を出すことを国民は望んでいます。男尊女卑の時代ではない現代なのですから、男だろうが女だろうが、順番的には天皇陛下の長子が天皇になることが望ましいのではないかとも思いますよね。
記事に戻ります。こういった女帝を容認する伊藤博文の意見に異議を唱えたのが、当時、法制官僚だった井上毅でした。井上は女帝を認めず、 男系男子に限るという意見を強く訴えました。この反対意見に対して、伊藤はかなり、すんなりと承諾しそれを受け入れたと言います。
また、伊藤はヨーロッパで学んだ、ならわしを生かそうとしていましたが、それが果たして、今の日本に本当に合っているのだろうか?とう疑問もあった為、 井上の考えも注意深く聞き、引く所は引いていましたが、根本的な部分では、皇室が政治と混同されるのは望んでいませんでした。のちに伊藤はこの様にも話しています。
「世の中の物は全て変化する。 全てのものは移り変わる」伊藤さんの考えを今に生かすとすれば、今の時代を見て、その時代時代で皇位継承の形の在り方を変化させるのが望ましいのではないか?という事でしょうか。
皆さんはこの件についてどう思いますか?それではふたつ目の話題に移ります。「安定的な皇位継承の在り方に関する検討組織」 の代表に自民党の麻生太郎さんが就任したそうです。昨年の有識者会議にて出されたふたつの案に関しての議論が国会に託されたのは、皆さんの記憶にも新しいと思います。自民党幹事長はこれから先の議論は、麻生氏にすべてを任せると話しましたが、「男系男子派」 の麻生氏の就任は決して、暗いものではなさそうです。それは一体、 どういうことなのでしょうか?「それは、 麻生氏の妹である寬仁親王妃信子さまの存在です。
兄と妹ですから、 当然連絡を取り合うことも多いでしょうし皇室の内情に関しても話す事はないとは言えませんので、信子さまのご意見が皇位継承対策に影響を与える可能性もある。 」と、 宮内庁担当記者は述べています。宮内庁担当記者がなぜそんなことを言ったのかというと、麻生氏が検討組織の代表に就任したその日に、信子さまが今年の歌会始の儀で、「成人を姫宮むかへ通学にかよふ車窓の姿まぶしむ」という成人皇族になった愛子さまを思った喜びの歌を披露したからです。この歌に関して、皇室ジャーナリストはこう話しています。
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